折本アンソロジー『かきごおり』
Ads by でんでんアドネット
「かき氷」をテーマとした折本アンソロジーが出ました。
七歩さん企画で、「かき氷」をテーマとしたTwitter小説を募集して、その中からセレクションして一冊の折本を出すものです。
応募作品はtogetterにまとめられています。
130作品の応募があったようです。
その中から18作品が選ばれました。
自分も2作品応募して、1作品採用されました。
採用されたのはコチラ↓
#twnovel 南極の永久凍土の氷で作ったカキ氷を食べた。口に入れた途端に広がる太古の香り。雪と雪の隙間に閉じ込められた当時の大気だ。その晩、夢を見た。見たことのない景色——。青々とした植物で覆われた地面——。雪と氷に閉ざされた南極の大地が見る夢は、遠い雪解けの春だった。#書氷
— 楠樹 暖 (@kusunokidan) 2015, 7月 27
コチラは不採用↓
#twnovel いつまでも年をとらない女房に、昔会った雪女のようだと言ったら凍らされた。長い間氷漬けにされ、解凍されたら未来の世界だった。核の冬を乗り越え、再び人類が住めるようになった地球……。今、私の隣には女房が寄り添っている。相変わらず年をとらないままの姿だ。 #書氷
— 楠樹 暖 (@kusunokidan) 2015, 7月 29
採用/不採用は一側面だけの話です。自分の作品だけに限らず、今回、折本にセレクションされなかった作品の中にもいい作品があると思います。「自分ならコレを選ぶ」と、自分の推しを主張するのも楽しいかも!?
今後もこういう個人文学賞的なイベントが増えると面白いですね。