ショートショート大賞応募作一覧(楠樹暖編)
ショートショート大賞結果が出ていますが、自分のは落選……
ということで、応募作の供養のために「小説家になろう」サイトに置きました。
■張子のマルコフ
実は星新一賞に送って落選したのを流用しました。
なのでショートショートというよりは小難しい理系の短編という感じです。
星新一賞には人工知能部門で楠樹曖botで作ったマルコフ連鎖で作ったカットアップ小説も応募したのですが、そのときに思いついた話です。
ジャンルとしてはホラー……かな?
■立ち読みの少女
応募〆切前日にネタが降りてきたもので、ショートショート大賞向けに書いたものです。
ショートショート大賞の一次選考が全国の本屋さんということで、本屋さんの目を引くタイトルにしました。
オチがないので、ショートショートというよりエッセイですね。
■凍りついた時間
ncode.syosetu.com公募ガイドのTO-BEで落選したのを折本化したものを流用しています。
折本は1週間しか公開してないから未発表扱いでいいよねと、自分に言い聞かせて応募しました。
一人称小説で、最後の段落は同じような状況だけど別人という感じにしてます。
■嫌な出来事、ゆめにします
ncode.syosetu.comこれもTO-BE落選から折本化という流れです。
一人称小説と三人称小説を使い分けています。
ネタバレすると三人称小説部分が夢だったりします。
今回送った中では、一番ショートショートしてるかと思います(自分定義で)。
■スマホに潜む疑惑
ncode.syosetu.comこれもTO-BE落選から折本化の流れです。
スマホの指紋認証を題材にしていて、指紋認証によるロックの概念を知らない人に伝わるか心配でした。
あと、サスペンス的に臨場感を出すために一人称小説にしていますが、主人公である旦那さんが知らないところで話が展開するところがあるので、そこは三人称小説にしています。きっと小説の作法的にはよろしくなくて、三人称旦那視点、三人称奥さん視点とした方がよかったかもしれません。
表紙の「目」は作中に出てくる○○の目をイメージしています。
以上、5作品の応募でした。
ショートショート大賞は審査員長の田丸雅智先生の作風から、幻想的でイイ話を狙おうと思っていたのですが、なかなか思いつかず、結果他の公募の流用がメインとなってしまいました。
次回開催されるなら、もっと幻想的でシュールな話を何本もストックしたいところです。