写経をやってみた
写経をやってみた。写経と言ってもお経を書き写す本当の写経ではなく、他の人の書いた小説を書き写すもの。きっと勉強になるだろうと思いやってみました。
どうも自分の書く文体は暗い感じがするので、「軽いな文体を手に入れよう! それならライトノベルだ! ライトノベルと言ったら『涼宮ハルヒ』が有名だな」ということで選びました。
言わずと知れた涼宮ハルヒ・シリーズの一作目です。
約300ページあります。もっと短い短編とかでやればよかった……。
4月から始めて1日1時間くらい。しない日もありました。
ということで、データを公表します。
のべ:27日
所要時間:26時間41分
文字数:約12万字
ページ数:約300ページ
1ページあたりの時間:5分30秒
1時間あたりの文字数:4,500文字弱
書いただけで見直し、校正などはしてません。
自分と、漢字の使い方が違ったり、漢字を開いたりする基準が違ったり、自分ならここで句読点をうつというところが違ったり、思ったより一文が長く続たりして、打ち間違いが多くBackSpaceを必要以上に多くうっていたようです。おかげで、単語単位でガサッと削除する技を覚えました。
眠いときにやると、どこまで行ったっけという状態になり、目線がアッチコッチ行ったりして遅くなります。
原稿をずっと見ていれば早いのですが、そうすると漢字変換が間違ったりするのでそういうわけにもいきません。
ちなみに、森博嗣先生は1時間に6,000字執筆できるそうです。原稿を書き写すだけで4,500字なので、ムチャクチャ早いことが分かります。
さぁ、これで、自分の文体に何か影響があるのかないのか?
とりあえず、キータイプは少し早くなった気がします。