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暖かい樹のブログ

楠樹暖の覚書

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石原宙『世界で2番目におもしろいライトノベル。』

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『8番目のカフェテリアガール』が面白かったので注目している石原宙先生の新作が出ました。

世界で2番目におもしろいライトノベル。 (ダッシュエックス文庫)
 

 一言でいうと、ハルヒの能力を移植された変態仮面です。

が、スミマセン、自分が考える本質はそこじゃないです。ラノベ的展開は表層の問題です。タイトルとあまり絡んでいないし。

この作品は売れないラノベ作者視点に立てると面白いと思います。

世間に評価されなくても、たった一人にでも面白いと言ってもらえれば、それが作者に対する励みになるかと思います。救済と言ってもいいかもしれません。

で、自分の想いが届いてほしい人の元へ届いて、その人の人生に影響を与えたとしたら、それは創作者として本望かもしれません(もちろん、生活ができる程度には潤っている必要はあると思いますが……)。

そのあたりを考えたら、うるっと来ました。

 ということで、ラノベに限らず、創作する人にはオススメです。

 

蛇足ですが、作品の舞台は愛知県です。

栄や大須も出てきますが、津島です(表記は津洲となっていますが)。

そうすると、津洲高校は「津島高校」、出てくるショッピングモールは「ヨシズヤ津島本店」かと思われます。津島本店はフロアが3階なので。

「だるま堂古書店」の名前は名古屋の「古本屋だるま書店」かなと想像します。

津島はよく通り抜けるのですが町中は詳しくないので、もっとピッタリのところがあるかもしれません。

 

登場人物の名前を考察すると……

赤瀬川夏恋:赤瀬川原平さんは一時期名古屋に住んでました。

紅一真:紅は赤色を中二っぽく表現したもの。一真は星新一の漢字を変えてひっくり返したもの?

田切チロル:津島の町は織田家と縁が深い。

 外している可能性は高いです。