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暖かい樹のブログ

楠樹暖の覚書

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淡波亮作『フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん』

感想
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淡波さんがブログで連載していた児童文学が遂に完結!

フックフックのエビネルさんとトッカトッカのカニエスさん

児童文学は自分の範疇ではないのですが、これは是非触れておきたいことだと思ったので書きます。

凄いのは、まず完結したこと(まぁ完結した作品を連載したというところがあるかもしれないですが)。46話分毎日更新というのも地味に凄いです。

次に、縦書きにこだわってEPUBをWebで公開する技術のBiB/iを使ったこと。慣れてしまえば定型作業化もしれないですが、全46話というのは考えると大変です。環境によってはBiB/iがうまく表示できない場合のために、PDFも提供していたりと救済措置も準備万端です。

そして、作品中に出てくる歌も自分で作って歌って公開しているという!しかも、恥ずかし気にボソボソっとではなく、大きな声を出し切ってます。必聴です。

淡波さんは、ジャンルとしてはSFを書く人で、人類を滅亡させちゃう系の人がなぜ児童文学?と不思議に思うのは当然です。以前、名古屋へ来た時に捕まえて聞きました。

「P.K.ディックが『ニックとグリマング』という児童向けの本を書いていたから」

ということです。SFと児童文学繋がりましたね。

欠点を言えば、表紙のどっちがエビネルさんで、どっちがカニエスさんか分かりにくいということです(^^;)。このへんは絵本バージョンが出てシーン毎に描かれればいいかと思います。

そのうち電子書籍にまとまるかと思います。歌はどうするんだろう?音声データ付きのEPUBにチャレンジするのかな?

ちなみに、今なら無料で全話読むことができます。10月12日までです。