フランケンシュタイン・コンプレックス

先日フランケンシュタインのことを調べていた時に出てきた単語「フランケンシュタイン・コンプレックス」、この概念面白いですね。

フランケンシュタイン・コンプレックス - Wikipedia

人造人間やロボットに、創造主である人間が滅ばされるんじゃないかという恐怖らしいです。

名付け親はロボット三原則でお馴染みのアシモフです。

物語としてみるとフランケンシュタイン・コンプレックスによって『ブレードランナー』だと、レプリカントには短い寿命を設定したり、『新世界より』だと遺伝的に組み込まれた攻撃抑制や、愧死機構など(対人間同士なので若干違うかもしれないけど)。

『ジュラシック・パーク』では、恐竜が増えないようメスだけにしたのに、環境によってオスへ転化する恐竜が居たために勝手に増えてしまったというくだりが面白いです。

話の構造としては、人間よりも強い存在を作って制御したつもりでいたら、想定外の出来事により制御不能になった、というのがテンプレート化できるかも。

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