ゾンビ三部作と小室孝太郎『ワースト』
Ads by でんでんアドネット
まずはゾンビ物のおさらいをしましょう。
有名なところでロメロ監督のゾンビ三部作というのがあります。
それぞれ原題は、
- Night of the Living Dead
- Dawn of the Dead
- Day of the Dead
と、夜、夜明け、日中となっています。
他に有名どころとして『バタリアン』というのがあります。オバタリアンという言葉の元になった映画です。
『バタリアン』は原題を"The Return of the Living Dead"といって、『ナイト・オブ・リビングデッド』が実際にあった事件とする世界の続編として設定されています。
『ゾンビ』をざっくり説明すると、ショッピングモールに立てこもってゾンビと戦うという内容です。
『死霊のえじき』をざっくりと説明すると、どっかの基地に逃げ込んだ人たちがゾンビを研究しているというものです。
さて、今回紹介するのは小室孝太郎『ワースト』です。
自分は『死霊のえじき』を見た後で読んだのですが、似てる!って思いました。
ワーストは三部構成で、二部までは東京で建物の中に立てこもってワーストマン(ゾンビみたいな新人類)と戦います。
三部では、どっかの基地でワーストマンを一匹研究用に飼っています。『死霊のえじき』のバブのようですね。
ちなみに作品としては『ワースト』の方が古くて、1969年の作品です。
そんな昔からゾンビものの展開しているとはなかなかスゴイ!