表紙描画ツール紹介
自分が主に使うのは三つです。
では、個別に紹介していきます。
コミPo!
一番よく使うのは圧倒的にコミPo!です。
本来はマンガを描くツールですが、一枚絵を描くのに使っています。
あらかじめ用意されている素材をペタペタと貼り付けることで絵が完成します。
人物なんかもいくつかポーズがあるので、選んで貼り付けます。向きを変えたりとかもできます。
結構直観的に操作できるのでかなり楽です。
絵心がない自分でも重宝しています。
有志の人が3D素材を提供してくれたりするので、そういうのを探して使うこともできます。
ただし、決められたパターン以外の表現をしようとすると難しいです。見える範囲を狭めて、別のポーズを張り付けたりとかしないといけません。
あと、どうしても「コミpo絵」っぽさが出てきます。
気になる場合は、いかに誤魔化すかというのも重要なテクニックになるかと思います。自分が考えるに、コミPo!のキャラクターの目が萌え萌えしているのが原因かと思っています。なので、目を閉じさせたり、顔を隠したり、小さい「目」の素材を採用したりもしています。
目を閉じるパターン
顔を隠すパターン
小さい「目」の素材を使うパターン
すごく簡単な電子書籍の作り方: ?Windowsフリーソフトで作るEPUBファイル?
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(「~」が文字化けして「?」になっている……)
コミPo!は収録されている素材以外にも、自分の手持ちの画像ファイルを使うことができます。
たとえば、『星くずのフラグメンツ』の場合は、各折本の表紙を一つ一つの画像としてインポートして、一つ一つのオブジェクトを手で配置しました。
ペイント
次によく使うのは、Windows標準搭載のペイントです。
一番慣れ親しんだツールです。
これは、別の素材をトリミングしたり、サイズを変えたりしたいときに使います。
直接使う以外にも、WordやExcelで文面を作ってPDF化して画面一杯に表示させてハードコピーをとって加工したりしました。
GIMP
先日『暖かい樹の奇談集』の表紙リニューアルに使ったGIMPです。
フリーですが、正直、多機能すぎて使いにくいです。
クリックしたオブジェクトをドラッグしても動かないのでイライラします(^^;)。動かす場合は「移動」に切り替えないと動きません。
レイヤーで重ねて描くという概念を理解すれば色々表現力があがります。
でも、一所懸命に画像を修正しているつもりなのに全然画面に反映されなくておかしいなぁと思っていたら、見えない別のレイヤーの画像をグチャグチャにしてたなんてのもあります。
まぁ、慣れの問題だとは思いますが……。